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2009Y キャデラックCTS-Vのエンジンオイルパン交換等の修理です。
このCTS-Vに限らずGMのアルミ製エンジンオイルパンのドレーンボルトのネジ山をやらかしちゃうのは多いです。
ドレーンボルトなんて、そんなに締める事ないのですが、経験不足で心配なのか?ぐぐぐっのあとにヌルっと💀
ボルト長の問題もあるのかもしれませんが、締めすぎからねじ山を壊しちゃって、ねじ山修正材(ヘリサートやリコイル等)が入っている車をよく見ます。
個人的にはねじ山修正材はオイルパンドレーンのようにしょっちゅう外す場所には適してないと思います。
オイル交換時に修正材が抜けてきたり、その逆にオイルドレーンボルトを入れようとしたら、手前のねじ山がなく、ねじ山修正材が奥に入ってしまっていたりとか、、、
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ということで、今回はオーナー様がオイルパンを持ち込んでの交換作業です。
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オイルパン交換にはこのそこそこ大き目なクロスメンバーを外しての作業になります。
CTS-Vは6.2L V8エンジンにスーパーチャージャー搭載の為 補器類も多めについているので、メンバーを外すのも大変です。
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クロスメンバーが外れるとオイルパン全体が見えてきます。
それでもまだいたるところに邪魔者が沢山あります😰
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クロスメンバーを外した際に右アッパーアームのボールジョイントにガタを発見!
お客様に報告と相談させていただきアームごと交換させていただきました。
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こちらも同じく発見🔎
エンジンマウントがぱっくり切れちゃってました。
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エンジンマウントはエンジンを下から支えてエンジンの振動を吸収する役目の物です。
エンジンマウントが切れたりへたってくるとエンジンの振動がボディーに伝わって来るのは勿論のこと、加減速時にエンジンが少し浮いてしまいこれも振動となります。
ゴム製品の為に経年劣化で切れるのはしょうがないパーツですが、昔はソリッドのゴムだったのが年々改良されて ゴム内部に液体が入っていたりと!
振動は軽減されていると思いますが、部品代は高くなり対応年数も短くなっている様なきがします😓
ですが、エンジンマウント単体で交換する場合もかなりの工賃が発生してしまうので、今回の同時交換はタイミング的にも良かったですね。
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新しいオイルパンを取付して、外したパーツ類を元に戻して完了です。
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変わってこちらはミッションのオイルパンです。
ミッションはオイルパンの交換ではなく、ATF(ミッションオイル)とオイルフィルターの交換をさせていただきました。
![キャデラック CTS-V修理](https://www.wellpine.net/wp/wp-content/uploads/2025/02/20241016_175142-1024x576.jpg)
エンジンオイル交換はされていても、ATFは交換した記憶が無いお客様が比較的多いです。
その結果変速不良等が起きてからご来店されても時すでに遅し😰になるケースもあったりします。
勿論オイル交換していても壊れる事はありますが、圧倒的にそのリスクは少なくなります。
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オイルパンの内部清掃して組付けします。
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この6L90ミッションにはオイルレベルゲージが付いてないので、規定量は診断機を使用して、規定の油温で油量調整をして完了です。
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