
1999Y C5コルベットさん、エアコンが冷えないや、その他の作業でお預かりしました。

エアコンが冷えない原因は色々ありますが、ガスが抜けちゃっているケースが殆どです。
勿論他に原因がある場合もありますが、都度都度症状を確認して行き原因を探します。
今回のケースはご多分に漏れずガス漏れでした。

写真はエアコンコンデンサーのアップ画像です。
コンデンサーとはコンプレッサーからの高温高圧のガスを冷やしてガスを液化するパーツです。
上部にゴミが付いているのはC5コルベットのコンデンサー取り付け角度や取り付け状態に起因するもので、上部にゴミがたまりやすい構造の為ですが、ゴミが大量に付いている部分はガス漏れがあるためにそこにゴミが付着しています。

エアコンガスは漏れても気化してしまうので、ガス漏れの場所を特定することは非常に難しいのです。
カーエアコンはエアコンコンプレッサーの潤滑油もガスと一緒にエアコンラインを巡っています。
先ほどの写真のゴミが付着している部分に染みがあったのはお気づきでしょうか?
そう!それが、エアコンオイルが漏れ出た跡なんです。
ガスは漏れても跡が残りづらいですが、オイルはしっかりと残ります。
そのオイルにゴミが付着しているから他の部分よりも多くゴミが付いていたのです👀
ですので、ガスが漏れるとオイルも漏れるので、エアコンガス漏れを確認するのはオイル漏れの跡を探す事がメインになります。

続いてはC5コルベット持病のクランクプーリーの偏心です。
クランクプーリーのベース部分とプーリー部分の間にあるゴム部分を境にプーリー部分が振れてしまい、ベルト鳴きを起こします。

この写真を見てもらって分かるように、クランクプーリーの直前にはステアリングギアボックスが鎮座しているために、ギアボックスを外すのはマストなのです😅

もう何台やったでしょうか??
諸々を外してクランクプーリーを交換します。
クランクプーリを外すと、写真の通りフロントのクランクシールのオイル漏れが怪しいので、

シール交換もさせていただきました。
毎度思いますが、オイル漏れもどこ迄追うかが問題でして、
ここをやったらあそこ迄と、、、、そこはお客様と相談しながら

純正品のプーリーに交換させていただきました。

次もまたまたC5のあるあるでして、、、、

オイルプレッシャーゲージが振り切っちゃう❗
このセンサーが壊れちゃう。
日本車に比べて比較的エンジンルームに余裕があるアメ車ではありますが、付いている場所が悪いのでインテークマニホールドの脱着が必要なんです。

当然の事ながらインマニのガスケット交換も必要になります。

見落としがちなこちらも交換させていただきましたよ。
エアコンベルトテンショナーです。
このテンショナー取付位置が悪いので、目視でも確認しづらいのです。
でもね、よくよく見るとテンショナープーリーが斜めになってるのが多いので、要注意🔍

部品点数にすればそれほどでもないですが、工賃がね💦
金額だけ聞いてショップを選ぶお客様も多いですが、長く乗るならメンテナンスはもちろん、ウイークポイントを知っているショップと、全く知らないショップでは差が付くと思いますよ👍
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