
ラングラー JK のメンテナンスその2です。前回ブレーキのメンテナンスを行いましたが、その他もちょいちょいあったので、

先ずはATオイルクーラーホースのオイル漏れです。
この手のかしめてあるホースは、どのメーカーも漏れますね🤔

パーツが出る間はこの配管とホース一体で交換させてもらいます。
車種によっては生産終了になってたりするので、その場合はホース部分をカットして、ホースのみを交換なんて事もします。

こちらもオイル漏れです。
左リアのアクスルシャフトシールからの漏れか?
デフオイルがブレーキのバックプレートに付着してます。
そして、一部はブレーキローターに迄オイルが付着しているのが分かりますかね😩

ブレーキローターを外して、内部を確認すれば、、、
ブレーキ内部までデフオイルが入り込んでます。
そしてパーキングブレーキシューにもオイルが付着しています😥

てなわけで、アクスルシャフトを抜き取って、オイルシール交換をさせていただく事になりました。
わたしラングラーは殆ど作業した事がありませんが、やってみればこんな造りなのか~❗
これで大丈夫なんだ~🤔
と勉強しながらの作業です。

シャフトを抜き取ると、ベアリングとシャフトの中間にオイルシールが入ってました。
当然オイルシールはベアリングを外さないと外れない構造の為に、ベアリングも外しましたが、
テーパーローラーベアリングなのか~
ん~、なんでボールベアリングじゃないのかな~
なんて、独り言の連発です。
初めての作業は経験値ゼロなので、慎重に壊さないように気を使いますが、長年の経験値からそのパーツを見れば、分解する方法はマイブレインが判断してくれます👍

組付けは簡単でした。
それよりも分解時の方が、プレス使えないしマイブレインがフル稼働してボケ防止になったと思います。

またまたオイル漏れです。
ディファレンシャルギアーのミッドシール(ピニオンシール)からのオイル漏れの跡があったので、こちらもオイルシール交換です。

オイルシールを外したら❗
シリコンボンドの跡がくっきりと、、
あ~過去にも交換してる💦
って事が分かったので、お客様にも報告をしました。
オイル漏れの原因が他にもあるのか??
もしくは、交換した時の作業ミスか😥
結局原因が特定できずに、とりあえずオイルシール交換で様子を見ていただく事になりました💦

次の修理はこれです。この修理お客様は気が付いていませんでしたが、
私は見たときに
んっ🤔って思いました。

フロントアクスルシャフトのユニバーサルジョイントのガタです。
車検や12カ月点検時にもいろいろな箇所を目視点検しますが、今回も目視点検で怪しいと思い、その後シャフトを回転させて分解前の状態でここが怪しいとお客様に説明させていただきました。

アクスルシャフトを分解して、ユニバーサルジョイントを外します。

分解してみれば、ユニバーサルジョイントの一か所のベアリングが完全にグリス切れで、さびさびの状態になってました。
これって、自分の感ピューターが間違いなくて、胸をなでおろす瞬間でもあります。😮💨
とは言え、この状態でも普通に走行できますし、異音も感じられないレベルでした。

新しいUジョイントを組んで終了です。
ラングラーの経験値は無くても、今までいろいろなアメ車をやってきて、引き出しは結構持っているつもりなので、何とかなりますね。