1999Y Chevrolet Corvette Z51
高速道路走行中に突然異音がして、そのまま走行不能に陥ったC5コルベットさんが、緊急搬送されました。
このコルベットは6速のマニュアルトランスミッション車です。
エンジンは問題なく、アクセルを開ければダイレクトに反応しますが、どのギアに入れても全く動きません
予め段取り出来ていれば、積載車からそのままリフトにインするのですが、リフトの空きはなく駐車場に降ろしてもらいましたが、、、さてどうしましょう
エンジン不動の場合は駐車場で何とかする事が多いのですが、今回のケースは流石に駐車場では、、、、
と、言う事でお友達にレスキューを
ありがと~
リフトに入ってしまえば、一人でも作業できますね~
クラッチバーストかな なんて思いながら目視点検をするも、バーストでは無さそう。
ちなみにC5 コルベットから採用されたトランスアクスル方式で、クラッチはフロント側で、トルクチューブをかえしてミッションとデフはリアに付いてます。
目視点検では、クラッチバーストでは無さそうでしたが、クラッチにしても、ミッションにしてもトランスアクスルの乗っているリアセクション全てをごっそり外さないとなんです
そして作業開始して分かったのですが、このコルベットさん以前にもミッション降ろした形跡がありました。。
ミッションの結合ボルトが2本付いてない
何せ一人なので、リアコンポーネントを落とさない様にバランスとりながら慎重に降ろします。
この状態でミッションは大丈夫そう。。
さらにトルクチューブ(エンジンとトランスアクスルを繋げているケース)を外してクラッチ確認
ん問題無さそう。。。。
残るはこのトルクチューブ内に問題があるって事ですね。
トルクチューブのリア側ベアリングハウジングをすっぽり外したら、、、、、
あっちゃ
なんだかえらい事になってます
粉砕、、何故??
プロペラシャフトとリアベアリングASSYの取付ボルトがすべてポッキリと折れています。
何故折れてしまったかの原因は突き止められませんでしたが、このコルベットさん。。
おそらく以前のオーナーさんがサーキット走行とかドリフトとかしていたのでは?
マニュアルトランスミッションの場合、エンジンパワーがダイレクトにタイヤに伝わるので、繰り返し繰り返しの過負荷の蓄積でポキッと、、、、勝手な推測でした
そして、アメリカからの取り寄せにかなり時間がかかったプロペラシャフトASSYが到着
並べてみましたが、外したシャフトより太くなってました。
シャフト交換して、元通り組み付けて完成
そうそう、最初から付いてなかったミッションのボルトは違うの付けときました
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