1950Y シボレー スタイルライン 修理 1950 Chevrolet Deluxe Styleline Station Wagon

1950 Chevrolet Deluxe Styleline Station Wagon

1950年のシボレー デラックス スタイルラインさん

シボレー スタイルライン デラックスさん

どっちか分かりませんが、初めてさわりました

50年代は本当にさわった事がなく、お客様にこれなんて車ですか

って聞くところからスタートでした。

まあ、修理ですので車が分からなくても何とかなるだろうと、、(笑)

今回の修理はクーラント漏れがメインでしたが、その他もダメそうな所を確認して欲しいとの事でしたので、先ずは点検からさせてもらいました。

一通り確認させて頂き、パーツ注文からでした。

勿論時間掛かりそうなので、一端お車をお返しして、、パーツが揃うまでかなりお待たせしてしまいました

クーラント漏れはラジエター本体からでしたが、ラジエターホース類も時間の問題なのでホースも同時交換させて頂きました。

旧車の真鍮製ラジエターは修理も可能なのですが、本国だと新品が手に入るので新品交換です。(写真とりわすれました。。)

サーモスタットハウジングからもクーラント漏れがありましたので、ガスケット交換なのですが、

ハウジング合わせ面がぐずぐず

このままガスケットを新品にしてもまたすぐに漏れちゃいますから

研磨して取付しときました

クーラント漏れもあまりよろしくないですが、点検してもっとやばそうな所がこれ

ステアリング関係のこのセンターアーム(正式名称不明

アームにガタが出ていて

エンジンオイルパンをかなりやっつけてます

このままほっておけば、間違いなくオイルパンに穴が開いてエンジンさん、さようなら、、、、

先ほどのセンターアームのガタもオイルパンにアームがヒットする原因ですが、もう一つ別の原因がこちら。

エンジンマウントのゴムが、グミみたいにぐにゃぐにゃになって、エンジンが下がって益々アームが当たりやすくなってたんです

新しいマウントでエンジンが持ち上がってアームとのクリアランスも増えましたが、ガタが出ているアームも交換で。。。。

結構頑張って調べましたがパーツ発見できず

しかしオーバーホールキット的なパーツは発見

専門店なら新品出る所知ってるかもですけどね

アームASSYで取り外して分解

ガタの原因はピンを支えているブッシュなので、そこを新品にすればまた新品みたいに蘇るって事なんですが、、

新品ブッシュを圧入して、よーしこれでアームを合体させて完成~

念の為にピンを合わせてみたら、、、、、

あれれ?

全く入りません

よくよく取説みてみれば、なにやらブッシュの内径を削れって

んな簡単に削れって書くけど、だったら最初からスポっと入るように作れや

と、ぶつぶつ独り言を言いながら

ホーニングマシンを使って、削っては確認、、また削っては確認、、、結構大変でした

やっとの事で完成

オイルパンとのクリアランスもかなり余裕が出来て、これで心配なしですね~

クーラント漏れも直って、センターアームのガタも👌。

少し緊張しながらお預かりして始めての試運転を行うと、1速で結構な唸り音が

工場に戻ってミッションオイル確認したら、、

量は入っているものの、、

メタリックなオイルが

新品にオイル交換しましたが、結局唸り音は変わらず。。時すでに遅しですね

とは言え今まで通りに走れますので、これ以上悪化したらミッションO/Hって感じかと。。

エンジンも大事ですが、ミッションやデフ等オイル管理は大事なんですよ。。

早め早めのオイル交換を心がけてくださいね~

初めての50年代でしたが、何とか修理完成です。

アメ車の事なら旧車から現行型まで アメ車修理専門店 ウェルパインオートガレージにお任せください 

WELLPINE AUTO GARAGE(ウェルパイン オートガレージ)

埼玉県坂戸市八幡1-9-2(アストロプロダクツ坂戸店様正面)

関東運輸局 認証 第4-6422号

TEL 049-227-6055  info@wellpine.net

シボレーデラックス スタイルラインの修理、点検、車検なら アメ車プロショップにお任せください

関越自動車道 鶴ヶ島インターから1.7Km  

       坂戸西スマートインターチェンジから2.2Km

圏央道    圏央鶴ヶ島インターから5Km 

       坂戸インターから5.6Km

 

 

関連記事

ダッジ マグナム 異音
2006Y Dodge Magnum製造から既に十数年経っているダッジマグナムさん。車検の点検にてロワーボールジョイントやタイロッドエンドのガタを発見しましたタイロッドエンドは簡単に交換可能です。新しいタイロッドエンドに交換し、トーイン調整しておしまい。大変なのはボールジョイントなんですブーツが切れて内部が錆錆の状態。ボールジョイントは人間でいう関節なので、……
1979 Trans am トランザム電気系修理
1979Y Pontiac Firebird Trans AM県内からお越し頂きました1979Yトランザムさん。電気系の不具合等でお預かりしました。電気系の不具合内容は、ブロワーモーターのHiファンの風が出なかったり、一部電球が点かなかったりですので、早速配線類チェックからです。特に旧車でありがちですが、追加で沢山の配線が引き回されてます。ジョイントがあった……
1971 シボレー コルベット レストアその1
1971Y Chevrolet Corvette Stingray C3毎度入れて頂いている1971Yコルベットさん今回、、と言ってもかなり前の作業ですがリアの足回りです。極太のリアタイヤを支えるリアの足回りをリフレッシュしますリアデフAssyを車体から外します。そして、デフのサイドヨークの交換です。C3コルベットは1968Yからのモデルながら既に4輪独立懸……
2008y シボレー エクスプレス バッテリー上がり
2008y Chevrolet Express新規でご来店して頂いたシボレー エクスプレスさん車検整備がメインでご来店されましたが、同時にバッテリー上がりのご相談も頂きました。流石にこのサイズの車で普段乗りはされず、2週間程度ほおっておくとバッテリーが上がってエンジンが掛からないとの事でした。お客様自身でオプティマのイエロートップに交換されいましたが、それで……