1988Y Chevrolet Suburban
お客様の紹介でご入庫頂きました1988サバーバンさん。
かなり危険な状態でご入庫されました
走行中に異変を感じたオーナー様が大事に至る前に路肩に停車したからよかったものの、気が付かずにそのままの状態で走行していたら
ご入庫当時ブレーキペダルはスカスカ、左フロントタイヤは異常なキャンバー角がついていました。
リフトアップして確認した所、左フロントタイヤがガタガタ
なんですか??これ
と、言うくらいガタガタです。
ホイールを外すと、ハブベアリングをカバーするハブキャップは外れた状態で、通常グリスで満たされているローター内部はご覧の通り乾いていて、異常な隙間も見えます。
ハブナットを外してブレーキローターを外そうとするも、出て来ません
スライディングハンマーで無理やり引っ張りだしたら
これって。。。。
いや、自分メカニックやって30年以上になりますが、テーパーローラーベアリングのニードルローラーが残ってない状態は始めて見ました
完璧ベアリングの焼き付きです。しかもそうとう酷い
旧車によく使われているこのテーパーローラーベアリングですが、定期的にメンテナンスをすれば今時のユニット交換タイプのハブベアリングよりもずっと長持ちします。
しかし、メンテナンスにはそれなりの技術が必要でして、、、、
と言う訳でドロップスピンドルを交換です。
見て分かる通りまだ新しいんですけどね
ブレーキキャリパーも念の為交換させて頂き、ブレーキホースも状態良くなかったので交換です。
と坦々と作業が進む訳も無く、、
ブレーキホースはブレーキパイプとフレーム裏でジョイントされていますが、フレアーナットの角が無くなってます。
これも良くあるやつで、スパナとかで緩めようとする「あんぽんたん」がいるので、こうなります。
こうなるとバイスプライヤーみたいな工具で無理やり取るんですが、場所が悪くて入りません。
なので、配管もろとも外しました
配管は作り直しです。
短くて良かった~
新しいブレーキローターにハブベアリング(テーパーローラー)を組み付けです。
ブレーキ関係は左右同時交換なので、オーナー様の出費も。
新しいブレーキキャリパーを組み付け、ブレーキホースを、、
スピンドルとガッツリ当たります。
こんなのもあるあるなので、気になりませんが、日本車なんかだと殆どないんでしょうね(笑)
当たったままでも取付は出来たりするので、そのまま組んじゃう人も、、、、
ホースを外してパイプに無理が掛からない様に曲げてあげればクリアランスもバッチグー
と、書くのは簡単ですが、実際は曲げて付けて確認してまた外して曲げる的な
最終的に作り直した配管とジョイントして完了
最後に缶スプレーで塗装します。
これやっとかないと、すぐに錆び錆びになっちゃいますからね
ブレーキや足回り等は本当に重要ですので、信頼出来るショップさんにお願いしてくださいね
アメ車の事なら旧車から現行型まで アメ車修理専門店 ウェルパインオートガレージにお任せください
WELLPINE AUTO GARAGE(ウェルパイン オートガレージ)
埼玉県坂戸市八幡1-9-2(アストロプロダクツ坂戸店様正面)
関東運輸局 認証 第4-6422号
TEL 049-227-6055 info@wellpine.net
サバーバンの 修理、点検、車検、カスタムなら アメ車プロショップにお任せください
関越自動車道 鶴ヶ島インターから1.7Km
坂戸西スマートインターチェンジから2.2Km
圏央道 圏央鶴ヶ島インターから5Km
坂戸インターから5.6Km