2006Y Cadillac SRX
新規でご来店頂きました、キャデラックSRXさん
バッテリー上がりと点検等でお預かりしました。
お話しを伺った所、1年位前にバッテリーを新品に交換したものの、2週間程度放置しておくとエンジンが掛からなくなるとの事で、最近は2日置いておくとエンジン始動出来ないとの事でした。
先ずはバッテリー充電からスタートしましたが、何度も深放電してしまった為に、1年前に交換したばかりですが、復活する事はありませんでした
お客様に説明後バッテリーを新品に交換して、早速トータル暗電流を計測。
76~77mA流れてまして、やはり少し高いですね。
バッテリー上がりの原因は、殆どが後付け機器の暗電流が原因の場合が多いのですが、このSRXさん後付けの機器を何も付けていないノーマルの状態です。
ここからは回路別暗電流の計測で、一番最初に見つけたのが、、、、、
ぼんやりとブルーの光が、、、、
センターコンソール後ろのシガーソケットでした
アメ車はシガーソケットがバッテリー電源の車が多いので、こんなUSB電源も刺しておくだけでも消費します。
運転席側は確認したのですが、後ろは見てませんでした。
ちなみにこのUSBソケットは使ってないのに約25mAを消費してました。
数値は正直ですね~。
USBソケットを抜いたら暗電流も下がりました。
でもまだ51mAと高めです。
またコツコツと回路別の暗電流を調べましたが、どうもエンジンルームのヒューズボックス以外にもヒューズボックスがありそうです。
回路図を見ると確かにリア左右にそれぞれ1箇所ヒューズボックスがあるのですが、見つけられず。
ヒューズボックスなんて隠すなよ
と、独り言を言いながら車両の取説を見ると、、
リアシート下にもあると書いてあって、イラストも載ってるのですが、これさっぱり分かりません。。
この絵みて分かるやついるのか
と、また独り言をぶつぶつ言いながらやっとの事で見つけました
、、、、、、、
写真撮り忘れてしまいましたが、セカンドシート下と言うよりセカンドシート足元のカーペット裏
でも素人の人では多分アクセス出来ないと思われる所に
こんな所に置かなくても、、、、
そして二つ目の原因がこれ
ディーラー車の純正ナビ
ではなく、、(笑)
ナビのVICSビーコンユニットというのでしょうか?
なぜか渋滞情報用のユニットがナビとは別にあり、これもなぜかバッテリー電源がそのユニットに供給されています。(正常な時は問題ないのでしょうけど)
バッテリー上がりの原因を解決する為には車両配線図はマストですし、配線図を見てしっかりと見極められないと原因を見つける事は出来ません。
例え見つけられたとしても、どうやって回避するかも大事ですしね
ナビが古い事もあって、オーナー様が既にナビを使用していなかったので、電源遮断して暗電流を断ち切ってやりました。
どうですか~
トータル暗電流が77mAから10mAまで下がりました。
これならバッテリー上がりの心配もないですね
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